コケコの生き行き日記

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help リーダーに追加 RSS リハビリ日記  23   桜散る・・・

<<   作成日時 : 2008/04/10 11:54   >>

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今日は源流に行く前に書き遅れているリハビリ日記に記入します。

これは私の病気の記録ですので興味無き場合飛ばしてくださいね。

私自身の覚え書きですのでコメント、コメント返しも省略します

勝手な一人言、たわごとですから。。。

そしていつも沢山の皆様に支えられているコケコです。。

有難うの感謝の言葉しか贈るものがないのですが

「全てに、そしてあなたに有難う」を贈ります・・

いつものようリハビリが終ったあとの薬師池にいってみる

私の心の反映なのか 夕暮れの中の桜は なぜか 寂しかった。。



         4月9日 薬師池の桜 以下薬師池
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<治療一年経過>

昨年の4月から乳がん転移による治療開始。今月で丁度一年を経過しました。

過去の記録はリハビリ日記に書いてあるので省略。。。思いつくままのメモです


3月23・24日


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<風になったKさん>


子供の幼稚園来からの父兄であった友人Kさんが亡くなった。

彼女とは20年近いお付き合いだった。

ちょっとだけ年上のKさんは父兄の中では姉貴的存在だった。

私立の一貫教育をと願って入れた子供の学校の親集団は子供たち以上に仲が良かった。

10年前に乳がんを罹患した私を励まし勇気ずけてくれたのはKさんだった

Kさん自身も同じ頃にC型肝炎の病で入退院を繰り返し、インターフェロンの治療中であったにもかかわらず、いつも励まし役で温かい心で包んでくれた

どんなに勇気と力をもらい嬉しかったかを今思い出す。温かいぬくもりも一緒に。。。


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   <原因>


彼女の死の原因は薬害肝炎でした。

薬害エイズで取り上げられ、私たちの目の前にさらされた厚生省と医療の実体が記憶によみがえります

彼女は若い頃の腰痛の手術の際の輸血が原因でした。

まだまだ解決されていない薬害の犠牲者としての自覚をもち、

毅然と戦いながらも明るく、力いっぱい生きられたKさん。

皆が無念な気持ちでした。


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<みんないっしょにいるからね>


彼女の前向きに生きた姿、楽しさをいっぱい貰った思い出、

笑い転げた青春のような仲間たちとのエピソード。。。。

みんな、みんな涙の中によみがえって来ました。

同窓会のようなお葬式でした。

息子の同級生も親も先生も集まりました。

A君もB君C子もおばちゃんのことが大好きだったから皆で送りにきたからね!と。。

今頃薬師池の上空でお花見しているね。。

皆で空の上の彼女に声をかけました

風になっていつまでもいつまでも私たちと一緒にいるんだね


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4月4日

(東京都町田市にある恩田川の4月4日の桜・・・以下同じ恩田川の桜)
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 <友 S と・・・>

半年ぶりだろうか・・・がん友のSからメールが入る

「桜が満開だよ。。。そろそろ散り始めたよ!一緒にお花見しようよ

「オーケー


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彼女とは職場が同期で仲良しになった。

2年前のこと。。。

「首下にこりこりするものが出来たんだけどみて〜」

「う〜んこれは癌に違いないね〜

「また〜そんなこといって・・・ 冗談きついよ〜」

こんなたわいも無い話からはじまり、その後体調がどんどん崩れ病院回りが続く彼女だった。

原因もわからず仕事も休みがちになってしまった。

最終的に大学病院で「リンパ腫」との結論がでたのは3ヵ月後だった。

4ヶ月に及ぶ抗がん剤治療でどうにか退院したのもつかの間。。。また再発。

こんな繰り返しで1年間に3回の入退院をくりかえした。


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「今はね、ポチッと出てないよ〜いい調子

「やったね〜 おめでとう

美味しいイタリアンのランチコース

いつも会うときはこのレストランのこの食事と決まっている


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食後の散歩は彼女の家から直ぐの恩田川

恩田川は私の家の前の鶴見川と繋がっている。。。

曇り空のソメイヨシノ・・・川面に浮かぶ桜。


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   <約束>


散り際の桜の美しさの中で二人で約束を交わした

「死ぬるような時は桜散ると2,3日前に連絡しあおうね」

「ヨシャ、了解・・・」

「葬式はしないからね〜」

「私もだよ!でも生前葬なんていいんじゃない?」

「今、貧乏だから葬式はしないって息子に言ってるのよ」

「それで息子さんなんて言ってる?」

「解っただって・・・」  二人で笑った。

一人暮らしの彼女。夫に先立たれ3人の息子も皆独立と結婚で離れて暮らす彼女の現実に思わず頷いた。



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彼女と会うときは底抜け本音を言い合う。

それが二人のお互いへの励ましなのだ。

「同じ頃の同室の友が3人なくなった」ポツリと言った。

「寂しいね〜、あっけないね。」

こんな話題に事欠かない私たち。



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桜は散っても尚美しいまま・・・

久しぶりに元気な彼女の顔をみて桜色の春を満喫


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「今度は鎌倉へ行こうよ・・・私もカメラ用意するから一緒に撮ろう!」


「よしゃ!行こう!」



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   4月8日


      (また薬師池・・・午後6時前。画像が暗いね〜)
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<整形外科のリハビリで・・・>


ここのところ天気が不順でした

小康状態でサボり癖がつきはじめたこの頃でした。

今日はこんな天気で来る人も少ないだろう。。

ちょっと気になることもあってリハビリもだが先生の受診を受けた。

    

<先生との会話>

「K大病院のMRIどうだった?」

「覚えてくださったんですね〜 さすが整形の先生!」

「骨には転移してないそうです。。でも筋肉層に入り込んでるかもしれないって。。そんなことありえます?」


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「ありえるよ」ちょっとみせて?。。これは50肩になってるよ」

「ええ〜〜がん細胞じゃなくて? 50肩?」


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先生・・・人体のロクロ首の標本をペンで示しながら。。

この頚椎の何番目かがつぶれたりふさがってて神経が遮断や損傷を起こしてくると指までピリピリくるんだよ。

首の腫瘍からではないの?

。。。言いにくいこと聞いてきますね<笑>


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先生、今日ははっきり聞いちゃいますが。。そもそもの原因はこの頚椎の腫瘍の圧迫からきているんでしょ?

。。。。言いにくいことだから医者ははっきり言わないないけれど。。。じゃあはっきり言うよ

今更隠し事なんかしたら治療に影響しちゃいますよ〜はっきり教えてください


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   < 状況、状態・・・>

おもうに。。95パーセントの確立で腫瘍が頚椎の中に入り込んで神経を圧迫しているんだと思う。。

今までは表面に腫瘍がはっきり出ていたから解りやすかったけど今度は中に入りこんでいるんじゃないかな?

中だと調べるのが困難だからね。頚椎に関しては、針も危ないからさせない。。。だから医者は触れたがらない

だからあまり詳しい検査しないのですね

そうだよ・・・そっとしておきたいんだよ。。。


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 <どうするの?>


そうか・・・腫瘍があっても取り除くのが無理なんですね。。。じゃあこのまま大きくならないように祈ることしかないようですね

うん。。。

。。。もし大きくなったら?

今でも左腕は固まっていて稼動範囲がほとんど無いけど。。今度は全く動かせなくなる可能性があるよ。

。。。そしたら?どおするの?

今行っているK大学病院のペインクリニックでみてもらうようになるかな〜

その前に頚椎の腫瘍が大きくなったら呼吸困難で駄目ですよ(笑)
もう緩和ケア考えておきます・・・



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  < 想い >

ああ〜昨日ははっきり言われちゃったな〜〜でも先生も言いずらかっただろうな〜

なるべく「癌」という言葉じゃない表現をさがしている風だったもんな。。。。

結局五十肩も併発してしまう結果になっているってことなんだろうな。。

左は駄目になりそう。。カメラいつまでもてるかな〜

それより以前のような呼吸困難の苦しみのが怖いな

激痛はなくなったものの鈍痛がたえずある左上半身


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 < 今・・・>


今、のんびりするしか方法は無いよう。。。

ホルモン剤ノルバデックスのみが今の私の状況をささえている

足膝にも水が少量たまっている。。。。。体に筋肉痛が起きる


理学療法士さんが「こりゃまた・・・カチカチになりましたね〜きちんとリハしなくちゃね〜」と笑う。

マッサージは極楽です。気持ちいい。。いつもありがとう

今回は痛み止めのロキソ二ンとビタミンB12と筋肉痛緩和剤の塗り薬が処方された。


小康状態であることは確かなのだが

いったい自分の体がどおなっているのか・・・どうなってしまうのかも解らない不安がちょっぴり・・・


でも元気、元気だよ!

朝に生まれて夜に終わる・・・・

今、今を生きてるから・・




あとがき


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  リハビリ前に薬師池を覗いてみました。

  桜はどうなったのかな〜きになりました。
  枝垂桜がまだまだ美しく咲き誇っていました。

  もう時間が夕方の6時前でしたので暗く
  輪をかけて私の撮り方が暗かった
  反省です。





今日もごこうらんされた貴方にありがとう

桜の薬師池にも 恩田川にもありがとう

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
読んでいて涙がでてきましたよ。人間ってここまで強くなれるんだと勇気をもらいました。ありがとう。
森の生活
2008/04/10 13:56
コケコさんと、『コケコの生き行き日記』に拍手☆・・・∞(無限大)☆
mikomai
2008/04/10 15:38
人間ッて骨の髄から戦う事もあるのですね!気力と言うのは更にその奥まで沁み込むのだそうです。だから、勝ち負けは気に依って変わるのだそうですよ!桜も沈みがち、明るい桜が撮れるように期待します!それも、気からですよ!
ふうらん
2008/04/10 19:19
偶然でしょうか?今夜、NHKで米国代表のフィギュア・ペアの井上玲奈さんの放送を見て、そして、病を宣言した綾戸智絵さんのコンサートでの「人生、無駄なんかないねんね。一日一日のステージが生きてる証です」の言葉を思い出しながら今日のブログを最後まで読みましたよ。
「今、今を生きてるから・・・」、本当に人生無駄しちゃいけないって教えられて勇気をもらいました。有難うございます。
庵主
2008/04/10 21:30
日常の小さなことでくよくよ・・・。
元気と勇気をいただきました。ありがとうございます。
湖のほとりから・・・
2008/04/11 09:46
コメントもコメント返しも省略・・・とわかっていながらごめんなさい。
ただひとことありがとう。
風の音
2008/04/11 14:26
こんばんは。
コケコさん、元気をだして頑張って!!
ほら、暖かい春が微笑んでいるじゃないか!
小鳥も、花も、木もみんな元気に芽吹いているよ!
勝手な事を書いてって思うかも知れませんが、
こんな事しかして上げられないから・・・これからも素晴らしい写真を待っています。
tomo
2008/04/11 21:52
コケコさん、どうしたらいいの...思わず読みながら泣いちゃいました。桜がきれい。ほんとうに そしてコケコさんの心もきれい。風になったKさんのこと コケコさんさみしいですね。でもお友だちがいっぱいいてコケコさんを支えている。コケコさんも自分を客観視できる冷静さがある。決して本当にそうだとは思えないけど...少なくとも 今 コケコさんは努力している。その裏でたくさん泣いているかもしれない。そう思うと...つらいけど。コケコさんは思いやりがあるから決してわたしたちには気取られないように、明るくふるまっている。立派だなと思う。
わたしにはできない。コメント返しはいらないから...これはわたしの自己満足で書いているのだから。コケコさんの気持ちにどんなに迫りたくても...そんなのウソだから。 ただひたすらコケコさん いいお仕事なさったなと思う。この数ヶ月コケコさんのすばらしい生き方にふれて
わたしは自分の甘ったれた根性をどやしつけていた。わたしも頸椎がやられていてペインクリニックに通ったことがあります。それでも生きている。で、甘ったれてときどき死にたくなる。で、今日そんな自分を恥じています。
ののはな
2008/04/11 22:46
私つらいよ〜〜〜。
涙がとまらなくなっちゃった。
コケコさんと同じ病気で風になってしまった友人2人の姿が重なって・・・
重くならないようにさらっと記事を書いているコケコさんの気持ちを思うと・・・
PCの文字がぼやけてぼやけて・・・・・
コケコさんの記事でこれからも一緒に楽しむよ!(^◇^)
コメントは一言でいいからね。
ろこ
2008/04/13 00:12
たくさんの熱い言葉に涙がでて止まりません。。。
ただただ感謝とありがとうしか言えませんが歩みを止めずに皆様の後について歩きます。。。これからも今までどおり。。。宜しくお願い申し上げます...ありがとう♪♪
コケコより皆様へ
2008/04/13 13:27
こんばんは(^_^)
いつも夜遅くですみません・・。
少しばかり商売をやっていますので
今月が総決算で一番忙しい時なので
申し訳ないです・・。。

憎き病など友達感覚で過ごしておられるコケコさんの
しっかりした言葉つづりに感激しました。
コメント書かずにはおれませんでした。
人の命なんて他愛の無いもの・・人生半ば過ぎてしまうと
明日をも知れない身ですね・・。
その日その日をしっかりと歩んでさえいればいいのかなと
そんな感じになりました(^_^)
ウメ
2008/04/19 01:42

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